中国

最終更新日:2025年10月24日

【三菱ケミカル人事本部より社内方針のご案内】

中国出張における会社貸与PC/携帯電話の携行禁止について

2023年7月に施行された改正中国の反スパイ法により、スパイ行為の範囲が拡大される等の最近の中国側の背景を踏まえ、従業員の皆様が中国出張の際に不測の事態に巻き込まれるリスクを回避するため、中国非居住者のMCGグループ従業員が中国国(香港・マカオ・台湾を除く)に出張する際は、日常利用している会社貸与のノートPC及び携帯電話の携行を2024年1月1日出国分から原則禁止しますお手数をお掛けいたしますが、出張中にノートPC/携帯電話が必要な場合には事前に中国出張用のノートPC/携帯電話を手配して頂きますよう、お願いいたします。

MCG籍およびMCC グループ各社籍の方が日本から中国に出張する場合の手配方法等:海外出張ガイドライン
(*) 日本以外から中国に出張する場合のノート PC 貸与及び携帯電話の取り扱いについてはこちらをご確認ください。
問い合わせ窓口(MTPC 籍の方のみ):ファーマ SD 部担当共有メールボックス MTPC_Ittantou@cc.mt-pharma.co.jp

出張者の皆様にはご不便をおかけすることとなりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

国家安全関連規制による外国人拘束の増加に関して

中国においてアステラス製薬社の駐在員が当局に拘束されるという事態が発生致しました。「反スパイ法違反の疑い」によるものとされますが、容疑の詳細は明らかになっておりません。中国では2015年の反スパイ法成立以降、外国人の拘束が増加していると言われております。渡航者数・在留外国人数と被拘束者の人数の比較により「一般的なビジネス目的の渡航者が拘束されるリスクは高いとは言えない」というのがリスクコンサルティング会社(インターナショナルSOS)の見解ではありますが、「国家安全」目的による拘束であり、その詳細が明らかではないことから、渡航時においては以下の対応を取ることが推奨(インターナショナルSOS)されています。
従業員の安全確保の観点から、当社グループとしてもこの推奨に基づく対応を取ることとしたいと思いますので、以下内容に基づく対応が確実に取られる様、駐在員・出張者等への周知徹底をお願い致します。

【必要な対応】
中国では近年「国家安全」に関する規制が強化されており、「国家の安全に危害を与える」とされる行為は、刑法、反スパイ法、国家安全法、軍事施設保護法等により取り調べの対象となります。どのような行為が取り締まりの対象になるかは具体的に示されておりませんが、渡航時には以下の点に十分留意下さい。

・中国政府の機密を国外に持ち出すこと、国外の組織に提供しない。関連情報のデータや書類を国外に送る場合は、法に抵触しないかを事前に十分調査する。
・VPNに関する法律は複雑で明確に定義されていないことも多いため、現地の関係先に事前に相談する。
・「軍事禁区」「軍事管理区」等と表示された軍事施設は許可なく撮影しない。ネット上に写真を投稿する際は、背景に軍事施設等が写り込んでいないか注意する。
・無許可の測量調査は違法であり、その嫌疑をかけられる器具を持ち込まない。
・無許可の統計調査は禁止されており、中国側機関との共同であっても許可の有無などを確認する。
・無許可でのドローンの使用は行わない。
・その他スパイ活動の嫌疑をかけられる様な物を持ち込まない。

【参考】
スパイ行為やその他違法活動とみなされる可能性がある注意すべき行為の例
「反スパイ法」におけるスパイ行為の定義 
中国国家安全部が公表しているスパイ事案摘発等の例

【8/4追加】蘇州市における日本人親子襲撃事件に際して

7月31日(木)に中国 蘇州市において日本人の親子が襲撃される事件が発生しました。(園区エリア、当社他社を問わず日本人駐在員が多く居住するエリアです。)
本事件が他地域へ波及する様相はないようですが、今年は日中戦争勝利80周年を記念して中国では戦争関連イベントが多数予定されておりますので、あらためて外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意し安全確保に努めてください。

ALPS処理水の放出に伴う日本関係機関への抗議に関して

ALPS処理水の放出開始後、日本関係機関に対して多数の抗議、嫌がらせの行為や電話が発生しています。中国への滞在・渡航を予定している方や滞在中の方は、以下の点に十分留意していただきますようお願いします。

【必要な対応】
・外出する際には、不必要に日本語を大きな声で話さないなど、慎重な言動を心がける。
・日本の大使館や総領事館、日本人学校を訪問する必要がある場合は、周囲の様子に細心の注意を払う。
・万が一抗議活動等の場に遭遇した場合には決して近づかないようにし、その様子をスマートフォン等で撮影する等の行為も行わない。

 

 

現在の最新安全情報 過去履歴はこちら
更新日 項目 内容 リファレンス
2025/10/22 その他 海外安全対策情報(2025年7月~9月分) 詳細はこちら
2025/10/15 その他 【安全対策情報】ACLサッカーアジアチャンピオンズリーグエリート・FC町田ゼルビア対上海海港戦の開催に伴う注意喚起(10月21日) 詳細はこちら
2025/9/25 その他 「国慶節・中秋節」休暇期間中の安全対策と当館連絡先について 詳細はこちら

 

渡航関連情報 *フライトのキャンセル情報や航空券の対応につきましては、航空会社のウェブサイトをご確認いただくかご予約元の旅行代理店へお問い合わせください。
更新日 航空会社 内容 リファレンス
2025/10/16 中国国際航空 機材繰りにより下記のフライトがキャンセルとなる旨が中国国際航空から発表されました。

【大阪発着便】
・対象日:2025/11/4、5
・対象便名:ZH673/674
・対象区間:無錫-大阪(関西)-無錫

・対象日:2025/11/5、19
・対象便名:ZH663/664
・対象区間:深圳-大阪(関西)-深圳【名古屋発着便】

・対象日:2025/11/6
・対象便名:ZH751/752
・対象区間:運城-名古屋-運城

中国国際航空Website
2025/10/16 中国南方航空 機材繰りにより下記のフライトがキャンセルとなる旨が中国南方航空から発表されました。

【大阪発着便】
・対象日:2025/11/4、 6、11、13、18、20、24、26
・対象便名:CZ612/611
・対象区間:関西国際-瀋陽-関西国際

中国南方航空Website
2025/10/16 中国国際航空 機材繰りにより下記のフライトがキャンセルとなる旨が中国国際航空から発表されました。

【大阪発着便】
・対象日:2025/10/28
・対象便名:ZH673/674
・対象区間:無錫-関西国際-無錫・対象日:2025/10/22、24
・対象便名:ZH691/692
・対象区間:南通興東-関西国際-南通興東・対象日:2025/10/29
・対象便名:CA163
・対象区間:上海浦東国際-関西国際・対象日:2025/10/30
・対象便名:CA164
・対象区間:関西国際-上海浦東国際
【名古屋発着便】
・対象日:2025/10/23
・対象便名:ZH751/752
・対象区間:雲城官公-名古屋-雲城官公
中国国際航空Website
2025/7/2 中国国内便へのモバイルバッテリー機内持込みについて(規制の変更) 詳細はこちら
2025/6/30 中国国内便におけるモバイルバッテリー機内持込みの注意点 詳細はこちら

 





出入国情報
現地情報 航空会社情報
出張者からの声
北京
上海
広州
大連
青島
杭州
深セン
危険レベル
入国条件
持込条件
日本帰国時の案内
基本情報(気候/時差/支払・チップ)
空港情報
市街交通情報
ローカルルール(罰金行為/習慣・マナー等)
治安情報
医療情報
緊急時連絡先
 フライトスケジュール
手荷物情報
オンラインチェックイン
航空会社お問い合わせ窓口
現地空港~市街地までの交通手段
現地でヒヤッとしたこと

 

出入国情報

 

危険レベル 入国条件
危険レベル 査証 出発前準備 持込条件
不要
(*2025年12月31日(北京時間)まで)
不要 ・現地通貨 :現金CNY20,000以上は申告要
・外貨   :USD5,000相当額以上は申告要
・タバコ  :紙巻タバコ400本、葉巻タバコ100本、刻みタバコ500g。
・アルコール:度数12%を超えるもの2瓶までかつ総量1.5Lまで
・骨董品:入国時申告要 パソコン/ビデオ等の電化製品各1台。
・出版物10冊、AV製品20部、セット本/AV製品は3セット以下
・持込禁止品:武器類、反道徳的な印刷物/フィルム、果物、野菜、唐辛子等
*「3Cマークのないモバイルバッテリーの持込禁止」
3C認証マークのないモバイルバッテリー、3C認証マークが不明瞭なモバイルバッテリー、リコール対象となっている型番またはロットのモバイルバッテリーを乗客が機内持ち込みすることを禁止しております。
※Romoss、Anker、シャオミ(小米、Xiaomi)、UGREEN、BASEUSなどの有名なモバイルバッテリーのブランドは、一部の製品の3C認証が取り消され、
または一時停止されている状況ですのでご注意ください。
(詳細はこちら
詳細 *31日以上滞在の場合は必要

パスポート必要残存期間:中国での滞在日数以上。但し、入国時6ヶ月以上の残存が望ましい

日本帰国時の案内
Visit Japan Web 日本入国時の検査・隔離措置
任意 不要
Visit Japan Webについてはこちら
登録サイトはこちら
出発国・地域に関わらず、発熱・咳等の有症状者に対して、入国時に任意で感染症ゲノムサーベイランス(検査)が実施されます。
検査結果が陽性の場合でも、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはございません。
※最新情報を確認した上で情報に変更があり次第更新をしております。
※上記情報は、日本国籍の方が日本から短期商用目的で入国する場合の条件となっております。外国籍の方や日本以外の国を出発して当該国に入国する場合は条件が変わる場合がございますので、セーフティトラベルデスクへ別途お問い合わせください。
※査証取得所要日数は目安であり、大使館休館日は含まれません。
経由地の情報は含まれませんのでご注意ください。
※予約完了の翌営業日に目的国への入国に必要な手続きや必要書類のについてご案内いたしますので、ご確認の上、出発までにご準備をお願いいたします。

ご不明点等ございましたらお問い合わせください。
TEL  : 050-3816-5799
Mail:safetytravel@tts.co.jp

受付時間:9:00-17:00
【土・日・祝日を除く】

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