気づけるか 気づけないか

企業に求められる力

今週、ある大手メーカーにおける取り組みを紹介した新聞記事を目にしました。

その内容は、
「データ分析を基に改善策を提案できる専門家(データサイエンティスト)の育成に力をそそいでいる」というものでした。

IoTにより、製造過程の機械から非常に綿密なデータが収集できる今、
そのデータを有効活用し、自社内および取引先顧客の課題を解決していく力が社員に求められているということです。

ここで目に留まったのは、
「データ分析自体は人工知能(AI)によってより詳細に行えるようになるが、
この分析結果を見た上で問題点に「気づき」を得るためには現場スタッフの経験値が重要である」
という点。

これは出張データ分析を行っている弊社でも常々感じていることです。

大切な「気づき」とは

文化や理念、企業規模、目指す目的は企業によって千差万別。
A社とB社のデータが示す結果が同じ場合だからといって、いつも同じ手法を用いれば課題解決できるというわけではありません。

「質」「満足度」「安全性」「コスト感」「スピード感」といった企業が目指すゴールと、
それが実現できる購買プランを、集約されたデータと照合しながら組み合わせていくためには
”経験”と”知識”が必要となってきます。

・データが指し示す特異な特徴への「気づき」
・状況に対する一番効果的な打ち手への「気づき」

この2つの「気づき」ができるかどうかがとても大切なのです。

弊社コンサルタントも常にそれを念頭に置き、1件1件の出張データに思いを馳せながらデータを見つめています。

新しい気づきが得られるツール

弊社の「TOPREP EYE」が、単なる可視化ツールではない理由はここにあります。

『経験値の高いデータサイエンティストによるデータ分析』 と
『コンサルタントによる解決ソリューションの提供』 により、

戦略的な出張経費や管理強化をお考えの企業の皆様に、新しい「気づき」をご体感いただければ幸いです。


トラベルコンサルティング事業部
シニアコンサルタント 兼 アナリスト
樋下田 智美