【シリーズ ESG/SDGs】SDGsと出張

SDGs×新型コロナウイルス

【シリーズ ESG/SDGs】第2回目となる今回はSDGsと出張の関わりの深さについてお伝えします。
前回の第1回目では主に環境での2020年は新型コロナウイルスの世界的流行により、世界との関わり方が一変しました。この新型コロナウイルスがSDGsに及ぼした影響に注目が集まっています。SDGsは2015年に貧困や環境、健康問題等の社会的課題解決のために2030年までの目標として国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」です。新型コロナウイルスの流行により、失業者の増加や環境問題に加えて衛生課題に大きく注目が集まっています。

 

SDGs×出張

企業活動に欠かせない出張もSDGsとの関わりが多くあります。
近年、世界的に注目されている『サステナブル・トラベル』という言葉をご存知でしょうか。サステナブル・トラベルとは「旅先の自然環境や文化、またはその地に住む人たちの世界に配慮した選択を心掛けながらする旅」を意味します。旅行は長距離移動・海外での滞在により、普段の生活以上に環境や人々の生活に負担をかけてしまいます。グローバル化が進み、以前より国際的な人の往来が激しくなってきているからこそ、旅行を持続可能なものにするための対応が必要となります。
海外では、この『サステナブル・トラベル』を出張に結び付け、取り組みを行う企業も少なくありません。企業は出張判断を下す際に、環境配慮だけではなく社員の安全も確保しなければならず、特にこの先ウイルス感染のリスクが高い状態でどのように社員やその家族の安全と健康を確保しながら持続的な出張を実現するのかということが、出張におけるWITH/AFTERコロナとSDGsに大きく関係する課題となります。

 

サステナブル・トラベル×安全配慮

今後の出張においてはウイルス感染が一番に心配される点になるため、感染リスクの高い中で本当に必要な出張なのかを判断することが企業にとって非常に重要です。
さらに出張が決定した際には、同時感染リスクを避けるための取り組み、航空会社やホテルの衛生管理の把握などに加え、現地での緊急時対応や帰国後の出社体制の整備等、より一層厳しいリスク管理が求められます。
出張先や出張時期によって基準がそれぞれ異なる中で、出張者の安全を確保するためには現状分析やデータ収集、規程に合わせたガイドラインの見直し・作成が必要です。

 

持続可能な出張

トップレップではSBT(Sustainable Business Travel)サービスを提供しております。
↓↓
新しい出張の形 SBT -サステナブル ビジネス トラベル-
SBTは、企業活動に必要不可欠な出張を時代や環境に合わせてブラッシュアップし、持続可能な企業成長を実現する出張管理方法構築支援サービスです。これからは社員と会社、そしてそれを取り巻く社会に配慮した出張管理をすることが、持続可能な企業成長のために求められます。企業としてのSBTを完成させることで、企業成長を加速させ持続可能にするだけではなく、その過程がSDGsの掲げる目標達成のための取り組みとなります。

 


トラベルコンサルティング事業部
コンサルタント
日詰 菜々子

***こちらもあわせてご覧ください***

【お役立ち資料】
出張×SDGs -これから求められる持続可能な出張とは-
どのような出張管理を行うことがどのような社課題解決につながるのか、出張とSDGsの大きな関わりとともにご紹介。